学習会「自然学習歩道を歩く」を開催しました。
悪天候のため12月17日から延期となった学習会
「自然学習歩道を歩く」を開催いたしました。
資料はコチラ ↓ ↓
今回の開催にあたっては、中止時の参加希望者へ事前にお声がけし、
不参加となった枠を石垣竹富郷友会員の方々を優先したため、
新聞等での告知は行いませんでした。
また、今回の催行にあたり、
西表石垣国立公園パークボランティアの皆さま、
一般財団法人竹富島地域自然資産財団さまからもご協力をいただきました。
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
1月5日より、館内整備のためゆがふ館が休館のため、
参加者の皆様には前庭にお集まりいただき、
ゆがふ館を取り囲むグック(石垣)やフナヤの説明からスタートします。
今回の学習会では、
竹富島の人々が、暮らしと環境保全を両立するための様々な工夫の積み重ねを
中心に解説しました。
集落をぐるりと取り囲む環状線(がんじゅ道)の解説や、
いままで使われてきたの道への敬意など、
観光スポットとは全く異なる視点で集落を散策します。
ホーシ道(さんばし通り)では、島民が取り組んだデイゴ保全ついて紹介しました。
国の重要文化財「旧与那国家住宅」では、間取りの解説や材木確保の苦労話、
先人の家造りに対するこだわりや巧さについて紹介しました。
散策ルートにはいくつかの御嶽や井戸があります。御嶽と井戸に関する紹介は欠かせません。
竹富島の集落の至るところに様々な歴史の積み重ねがのこり、
その積み重ねにひとつひとつに島民が敬意を持ちながら暮らしていることを
ご参加いただいたみなさまにはご理解いただけたかと思います。
(ta)