マンダラーヨイのパレードと第56回米寿生年合同祝賀会
昨日の竹富島では、
第56回米寿生年合同祝賀会が開催されました!
12年ごとに巡りくる干支の皆さん(今年はひつじ年)と、
米寿(88歳)を迎える皆さまを島を挙げて祝います。
合同祝賀会開催に先立ち、数え年97歳を迎える
赤山喜介翁のマンダラー祝いのパレードが行われました。
天気が気になることころでしたが、
小雨が少々ぱらついたものの盛大にパレードを挙行することができました。
マンダラー祝いとは、
数え年97歳を迎えるお祝いのことで、
八重山の各地域ではカジマヤーと云いますが、
竹富島ではマンダラーと云います。
マンダラーとは「風車」のこと。
風車の回転を若返りの意味に例えます。
赤山喜介翁の晴れ姿をひと目見ようと大勢のご親族や島民、観光客が集まりました。
パレードは、
赤山喜介翁のご出身であるいんのた会(西集落)
が中心となって島を挙げて行い、
新田観光さんが水牛車を提供し、
竹富老人クラブが水牛車の飾りつけを行い、
竹富小中学校の児童生徒が鼓笛隊を編成してパレードを盛り上げます。
いんのた会の式典はあさ10時30分からはじまり、
水牛車に乗車した赤山喜介翁を中心に、
11時~12時の約1時間、パレードの一団は集落を巡ります。
その間、観光関連事業者は営業を自粛し、
パレードが滞りなく行われるようみんなで協力します。
パレードの終点は西塘御嶽前。いんのた会の踊りの提供のあと
全員でガーリを行いました。(写真提供:新田長男氏)
パレードが盛会裏に終了した1時30分から、
竹富島まちなみ館にて合同祝賀会が開催されました。
マンダラー祝いの97歳を筆頭に、
88歳、85歳、73歳、61歳、49歳、25歳、13歳の
ひつじ年生まれと米寿の皆さん49名をお招きし、
3集落から各2点の余興と飛び入り3点もあって、
閉会時間を1時間オーバーするほど大変な盛り上がりでした。
合同祝賀会を終えた夜、
生れ年の皆さんはご自宅でそれぞれお祝いをします。
12年に1度、
竹富島に暮らす人々はこうしたお祝いをとても大切にしています。
大勢の子や孫、曾孫に囲まれる赤山喜介翁。
マンダラーおめでとうございます!(写真提供:新田長男氏)
(ta)