ミフクラギ(オキナワキョウチクトウ)の花
本日お越しいただいた来館者の方から、
「これはイジュの花かな?」とお問い合わせいただいた可憐な花。
調べてみると、
キョウチクトウ科のミフクラギ(オキナワキョウチクトウ)でした。
沖縄県内では街路樹として植樹されているミフクラギですが、
樹液や実に有毒物質を蓄えています。
牛を何頭も殺傷できる恐ろしい毒を持つミフクラギですが、
キョウチクトウは、原爆により75年間草木も生えないといわれた
焦土にいち早く咲いた花で、広島の人々に希望と力を与えてくれた
生命力が強い樹木でもあります。
(参照:広島市HP「広島市の花・木・鳥を知りたい」より)
ゆがふ館が建てられる前から自生していたミフクラギの木。
「毒があるから危険」といってむやみに伐採せず、
「毒があるから注意」といって付き合っていきたい。
ゆがふ館ではそう考えています。
(ta)