アカヒゲ
25日早朝、
ゆがふ館正門入口窓へ衝突し脳震とうを起こしている小鳥を発見しました。
カラスに襲撃される恐れがあるため、
保護しようとすると反応したので暫く放置していましたが、
回復し無事に飛び去ったようです。
鳥類図鑑では判別できなかったので環境省に調べてもらったところ、
アカヒゲであることが判明しました。
ツグミの仲間であるアカヒゲは美しい鳴き声の持ち主でもあります。
アカヒゲ:VU(絶滅危惧Ⅱ類)
種アカヒゲは主に男女群島と屋久島から南のトカラ列島と
琉球列島のみの森林に生息している。
3亜種あり、琉球列島北部の奄美大島などに分布する本亜種、
沖縄島に分布するホントウアカヒゲ、
琉球列島南部の石垣島などに分布するウスアカヒゲが記載されている。
種の保存法に基づく国内希少野生動植物種。国の天然記念物。
【『環境省レッドデータブック』2002年版より】
情報量が少なく、2011年にCR(絶滅危惧IA)から
DD(情報不足)に変更されたウスアカヒゲかと期待しましたが、
アカヒゲだったようです。
それでも、アカヒゲの生息を竹富島で確認できたことは大変嬉しいことです。
これからは、その美しい鳴き声を聞けるよう耳を澄ませることを
楽しみにします。
(ta)