平成25年度 竹富小中学校 学力向上推進実践報告会および学習発表会
本日は、竹富小中学校が毎年1月頃に開催する、
「学力向上推進実践報告会および学習発表会」を取材してきました。
会場となった学校体育館には、子どもたちの学習の成果が掲示され、
訪れる地域の人々に子どもたちの関心事や好奇心が
どこに向けられているのかを知ることができます。
竹富島の英雄マサカイや江戸時代の寛政の改革や水野忠邦のことや
歴史からみる現在の日本と中国の交流についてや・・・・
版画や絵画などからは、子どもたちの視点から見た島の暮らしが伺えます。
ゆがふ館に「染料となる植物」を調べに来館した生徒たちの研究成果。
第1部には今年度の学校教育の取り組みについて、
学校教育部会、家庭・地域教育部会の実践報告があり、
第2部は竹富小中学校児童生徒による発表会が行われました。
竹富小学校児童による「はじまりのうた」
小学校1・2年生による音読劇「大きなだいこん」
今年の発表会は
ソニー賞15年連続受賞(今回は優秀賞)という快挙もあってか、
子どもたちもイキイキと発表に取り組んでいた様子でした。
学校教育は、
家庭と地域、そして学校の三位一体の協力が必要です。
地域力を支える竹富島の一般家庭と共に学校教育が融合することが、
子どもたちの知識欲や思考力を大きく伸ばす
一番の「要素」だと思います。
子どもたちの研究成果は、竹富島における“地域力”の源。
今年の学習発表会を見学して、
「竹富島の地域力の力強さ」を改めて実感しました。
(ta)