学習会を開催しました。

毎年恒例の学習会を去った2月1日に開催いたしました!

今回の学習会は、石垣島エコツアーふくみみの大堀健司さん、則子さんをお招きし、

「ぶらぶら竹富島 ~地質と伝承からひもとく島の歴史~ 」と題し、

2時間ほどの島内散策を通じて、竹富島を別の角度から探ってみます。

まずはゆがふ館にて今回の学習会のテーマを紹介し、

竹富島の地質を通じて島の成り立ちを説明します。

ゆがふ館の近くにある「新里村西遺跡」を散策します。

新里村西遺跡は13~14世紀頃の遺構で、

大きなチャート(角岩)が顔を覗かせています。

海洋プレートの移動によって付加体が生じチャートが露出することや

チャートが放散虫というプランクトンの遺骸の集合体ということを学びます。

そのズレが生じた箇所に水が溜まることを先人は理解し井戸を掘りあてます。

その井戸は、竹富島最古の井戸と云われる花城井戸(ハナックンガー)です。

まずは新里村で島の成り立ちを知り、その後バスに乗って集落へ入ります。

集落に入る前に、ミーナ井戸(ミーナカー)に立ち寄り、

ミーナ井戸が断層によって生まれた井戸であることを学びます。

その後、東パイザーシ御嶽にて、

オモト神、シンミンガナシの2神によって島づくりが行われたこと、

島を造る際に、東パイザーシの岩石に降り立ち竹富島を造ったことが、

科学的に見ても理にかなった伝承であることをご紹介いただきました。

次はアーラカーへ移動します。

アーラカーは、竹富島でも比較的新しい井戸ですが、

チャートが至るところに見れることから、

井戸が掘れると算段して掘り当てた先人の慧眼に触れます。

最後は、集落中央に位置する仲筋井戸(ナージカー)を見学し、

ナージカーとンブフル丘の関わりやンブフルの伝承について、

大堀さんの私見をご紹介いただきました。

ンブフルは、牛が一夜で丘を造り上げ、

ンブフル、ンブフルと鳴いていたことが名前の由来となっています。

ンブフルとナージカーの断層のずれ動きの地鳴りを、

先人たちはンブフル、ンブフルと表現したのではないかと

との解釈は、「島造りの伝承」とともに、

伝承と科学の結びつきや、

先人の表現力の豊かさと、先見性、正確性の見事さに思いを馳せます。

大堀健司さん、則子さん

大変楽しい学習会でした。

ご教授ありがとうございました!

また、お越しいただいた12名の皆さま、

次回の学習会も楽しみにしていてください。

ご参加いただき、ありがとうございました。

  

(ta)