ユーンカイ(世迎い)

9月27日は旧暦の8月8日にあたります。
波、風も穏やかで、
海面の日差しの照り返しが神々しさを感じさせる一日となりました。
竹富島では、ユーンカイの神事が執り行われました。
西海岸のニーラン神石に、
ニーラスク・カネーラスクから訪れる神々が
たくさんの種子籾を携えて竹富島に渡来します。

午前7時、竹富公民館執行部と神司はまちなみ館を出発し
ニーラン石の神前にて、
新たな世を迎える準備をします。

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神司は黄金色の装束を身にまとい、
ユーンカイが竹富島において重要な神事であることを示しています。
しかし、捧げる供物は3結の香とお酒とマーシュウサイ(真塩)。
そこからは、ユーンカイの儀式が古くから執り行われていたことを想像させます。
そして、神前にて「トンチャー」を謡います。

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ニーランでの参拝を終えると、
竹富公民館一行は仲筋村で盛大な迎えを受け、
幸本御嶽と繋がりが深い竹富島で最高の聖地と云われるクックバーへのぼります。
その後、仲筋井戸前で玻座間村の島民から盛大な迎えを受け、
西塘御嶽前でガーリを行い、
10時頃にはユーンカイの儀式は終了します。

(ta)

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