ゆがふ館前庭の主
長雨と日照不足に悩まされる八重山地方。
6月2日のユッカヌヒ(旧暦5月4日)は既に過ぎ去り、
ハーリーのドラとカネの音で梅雨明け宣言を期待していたのですが、
残念ながらいまだに降雨は止みません。
長雨の影響で気温も低く、生き物たちの活動も例年に比べ鈍かったのですが、
さすがに6月に入ると、様々な生物の姿を目にすることが出来ます。
6月1日夕刻に現れたヤシガニ
竹富島でヤシガニを見るのはさほど難しくはありません。
雑食性で食欲旺盛なヤシガニは、
時折集落内にも出現しますが、
今回登場した場所はゆがふ館敷地の南側の桟橋通り沿いです。
意外なところから現れたヤシガニの姿をみて、
ついつい車を止め、シャッターを押しました。
散歩の途中に出くわしたのか、はたまたゆがふ館の敷地内に居座る主なのか。
小さな竹富島ですが、身近なところに意外な生物が暮らしていたり、
自然界のサイクルにしっかりとヒトも含まれているのだな・・・。
と感じることができたひとときでした。
(ta)